こんにちは、スマ助です。
皆さんの周りには留学やワーキングホリデー、海外旅行を機に
すっかり「海外かぶれ」になってしまった人はいませんか?
今回はこの「海外かぶれ」について考察してみました。
海外かぶれってどんな人のこと?
そもそも「海外かぶれ」とは一体どんな人のことを指すのでしょう?
簡単な特徴はこんな感じです。
- 日本全否定の海外至上主義
- SNSが英語一色
- 横向きの顔文字を使う こんな→ 🙂 XD
- 〇〇ではこうなのに~
- あれ?日本語でなんて言うんだっけ?
- 洋楽しか聞かないアピール
などなど…
つまり海外(といってもほとんどは欧米の)の文化や思想に
強く影響を受け、それを日本で周りにひけらかしたりする人のことですね。
僕も日本に帰国してからは周りの友人から事あるごとに
この「海外かぶれ」扱いを受けた事があるのですが、
確かに僕も上記に当てはめてしまえば立派な「海外かぶれ」でしょうね。
こんな記事まで過去に書いてるしw

外国かぶれになってしまう要因は?
でも、なぜ一度海外に行くとこのような「海外かぶれ」になってしまう人が
多いのでしょうか。自分なりにその要因をいくつか考えてみました。
欧米文化への憧れと日本の閉塞感
海外かぶれになってしまう大きな要因の一つに、日本の閉塞感があると思います。
日本は単民族国家(国民の90%は日本人)の島国。良くも悪くも
価値観や思想が皆似通っていて、互いの価値観の違いをあまり認めたがりません。
この日本特有の閉塞感が、価値観を尊重し合う欧米文化への憧れを加速させ、
実際にその欧米文化に触れた時に強い影響を受けてしまうのだと思います。
優越感を感じたいから
「私は海外へに行くお金と余裕がある」、「私は世界を知ってる」
要はこういったちっぽけな優越感に浸りたいのです。なのでついつい上から目線で
日本を否定したり、さも自分は世界の隅から隅まで見て回ってきたかのような
振る舞いをしてしたりと、自らの優位性を高めたいが為に、
こういった行動をとってしまうのです。
上っ面だけ見て帰ってくるから
「海外かぶれ」の多くは長期滞在者でなく、短期滞在者だと聞きます。
つまりほとんどは海外旅行した程度、もしくは数カ月の留学をした人なんですね。
こういった短期滞在では、その国の本質的な部分を見ることが出来ず、
雰囲気だとか、街並みだとかの上っ面だけを見て「海外って最高~!」
という偏った感情だけを抱いてしまいがちです。
日本人としてのアイデンティティがない人が多い
グローバル化が進む昨今では、そもそも日本についてあまりよく知らない、
日本人としてのアイデンティティがない、という人が増えているのも一つの
要因だと思います。つまり日本人としての誇りや自覚がなく、
簡単に何色にでも染まりやすい人達が今の日本には沢山いるということですね。
でもかぶれても仕方がない
結局の所、隣の芝生は青く見えみえるもの。
たとえ旅行で海外に行ったとしても、きっと何か感じるものがあるはずです。
そしてそれが上っ面の事だったとしても、どうしても日本と比べたくなるでしょう。
至って自然のことだと思います。
もし身近に「海外かぶれ」がいたとしても
どうか許してあげてください(笑)
きっと誰にだってこんな時期はあると思うんですよね。
かくいう僕も海外生活一年目はたぶんイタい行動をしていたと思いますw
でも日本には日本なりの素晴らしさがありますし、海外も海外で素晴らしいところが
沢山あります。実際はどっちが良いとか悪いとかの優劣なんて決してないのです。
長く海外に身を置くと、次第に日本の良い点も悪い点も客観的に見ることが
出来るようになり、日本に居た時には見えてこなかった別の視点から
色んな物事を見れるようになります。
一歩引いた目線で、客観的に日本という国を見れるようになると良いですね。
以上、「海外かぶれの考察」でした。
それではまた。
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