Suicaのチャージや駅周辺施設の利用でポイントを貯めることができる「Viewカード」の中でも、
- 年1回以上の利用で年会費無料
- ビックカメラで最大11.5%のポイント還元
- 1枚で2種類のポイントが貯まる
などのメリットが豊富で特に優秀なのが、「ビックカメラSuicaカード」です。
この記事では、そんなビックカメラSuicaカードのメリット・デメリットから、申込みの流れ、使い方の注意点などについて、実際に普段からビックカメラSuicaカードを愛用している筆者が解説していきます。
「ビックカメラSuicaカードを作ろうか迷っている」という方はぜひ参考にしてみてください。

特段ビックカメラを利用しなくても、Suicaを使っている方であれば節約に貢献してくれるカードです!
ビックカメラSuicaカードの概要
入会・年会費 | 477円(税抜) ※初年度無料・二年目以降も年1回以上の利用で無料 |
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申込条件 | 18歳以上(高校生不可) |
国際ブランド | VISA・JCB |
機能 | Suicaカード機能・オートチャージ・ビックカメラポイント |
ポイント還元率 | 1~11.5% |
ETCカード | 有料(477円) |
家族カード | なし |
引き落とし日 | 月末締め翌月20日払い |
ビックカメラSuicaカードのメリット
実際に使ってみて感じるビックカメラSuicaカードのメリットとしては、以下の6つが挙げられます。
- Suicaのチャージや定期券の購入でポイントが貯まる
- 2種類のポイントが貯まる
- 貯まったポイントをSuicaやビックカメラで使える
- 年に1度でも使えば年会費が無料になる
- オートチャージ機能に対応している
- ビックカメラで最大11.5%のポイントが貯まる
Suicaのチャージや定期券の購入でポイントが貯まる
ビックカメラSuicaカードの最大のメリットは、クレジットカードとしての利用はもとより、Suicaのチャージや定期券の購入でもポイントが貯まるということ。
他のクレジットカードはSuicaチャージをポイント付与の対象外としているところが多いですが、このビックカメラSuicaカードは、チャージした金額の1.5%をポイントとして貯めることができます。
ぱっと聞くと少なく感じるかもしれませんが、現金や他のクレジットカードではポイントすら貯まらないので、長期的な利用で考えるとポイントの有無の差は非常に大きいです。

たとえ1.5%でも年間で計算すると、数千~1万円前後という、中々バカにできない金額になります。
2種類のポイントが貯まる
貯まるポイントの種類 | 還元率(クレジットカードとしての利用) |
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JREポイント(ビューサンクスポイント) | 0.5%(1,000円あたり5ポイント) |
ビックポイント | 0.5%(1,000円あたり5ポイント) |
楽天カードなら楽天ポイント、TカードならTポイントといったように、通常のクレジットカードは1枚につき1つのサービスのポイントしか貯めることができません。
しかし、ビックカメラSuicaカードは、クレジットカードとSuicaが一体化されているので1枚につき上記表にある2種類のポイントが貯まっていきます。

買い物以外に公共料金やスマホ代の支払いなどでもポイントが貯まるので、普段使いのカードとしても優秀です。
貯まったポイントをSuicaやビックカメラで使える
ビックカメラSuicaカードで貯まったJREポイントやビックポイントは、Suicaにそのままチャージしたり、ビックカメラのポイントとして利用することが可能です。
クレジットカードによっては、ポイントが貯まっても交換先に困ってしまうことが往々にしてありますが、ビックカメラSuicaカードならポイントの交換先が明確なので、使い道にも困ることはありません。

基本的にJREポイントはSuicaに交換(チャージ)し、ビックポイントはそのままビックカメラで使うのがオススメです。
年に1度でも使えば年会費が無料になる
ビックカメラSuicaカードは、初年度無料で2年目以降は毎年477円(税抜)が年会費としてかかりますが、年に1度でも利用があればこの年会費が無料となります。
ビックカメラSuicaカード以外にもSuicaと一体型になっているクレジットカード(Viewカード)はいくつかありますが、実質的に無料で保有できる一体型カードはこのビックカメラSuicaカード以外ありません。

このカードを作ってSuicaを利用しない人はいないと思いますので、基本だれでも年会費は無料になるでしょう。
オートチャージ機能に対応している
何気に便利なのが、オートチャージ機能に対応していることです。
オートチャージを一度設定すれば、設定した金額以下の残高になった際に自動的にチャージが行われるようになるので、改札で引っかかったり、残高不足でわざわざチャージに行く手間から開放されます。
また、チャージ金額も自分で設定することができるので、自分の利用頻度などに応じて調整することも可能です。

しかもオートチャージなら通常の3倍(1.5%)のJREポイントが貯まっていきます。
ビックカメラで最大11.5%のポイントが貯まる
ビックカメラSuicaカードを使ってビックカメラで買い物(※Suicaで決済)をすると、最大でJREポイントの1.5%+ビックカメラポイントの10%の合計11.5%という還元率を出すことができます。
ビックカメラを利用しない方からするとあまりメリットを感じないかもしれませんが、頻繁に利用する方であればそのメリットは計り知れません。

1回の支払いにつき20,000円が上限ですが、それでも最大で11.5%還元というのは見逃せない額です。
ビックカメラSuicaカードのデメリット
ビックカメラSuicaカードにデメリットというデメリットはほぼありませんが、強いて挙げるとすれば以下の2つです。
- 定期券とSuicaを一体化できない
- Suicaとして使うだけに紛失のリスクが高い
定期券とSuicaを一体化できない
ビックカメラSuicaカードは、定期券の購入ではポイントが貯まりますが、他のViewカードのように定期券と一体化する機能は付いていません。
そのため、通勤などで定期券を利用している方だと、定期券とビックカメラSuicaカードの2枚を持ち歩く必要があります。
ただし、iphoneのApple payやモバイルSuicaを利用している方なら、そちらで1つにまとめて管理することができるので、このデメリットはありません。

私の場合は定期券を利用しないので、このデメリットは特に気にならないですね。
Suicaとして使うだけに紛失のリスクが高い
ビックカメラSuicaカードは、特性上Suicaカードとして利用することが多いので、他のクレジットカードと比較しても紛失するリスクが高いです。
もちろん、こちらもApple payやおサイフケータイがあり、スマホで管理できる人であれば全く問題ないのですが、カード自体を持ち歩いて使う場合は、盗まれたり落としたりしないように十分注意してください。

Apple payやおサイフケータイが使えない人は、定期ケースなどに入れて無くさないように管理しておきましょう。
ビックカメラSuicaカードの申し込みの流れ
ビックカメラSuicaカードの申し込みから実際の受け取りまでの流れは以下の通りです。
- 公式サイトから申し込み
- 口座設定・審査
- 本人限定受取郵便にて受け取り(最短約1週間)

申し込みに必要なものは、本人確認書類とキャッシュカードのみです。
Viewカード公式サイトから申し込み
ビックカメラSuicaカードの申し込みは、Viewカードの公式サイトから行います。
公式サイトの下部から申し込みボタンをクリックし、画面の案内に従って必要事項などを一通り入力していきます。
申し込み自体は10分程度で完了します。
口座設定・審査
一通り入力していくと、最後にカードの引き落とし口座の項目の設定項目があるので、そちらを設定しておきましょう。
設定自体は任意ですが、その場合は預金口座振替依頼書の郵送が必要となりカードの郵送も遅れるので、ネットであらかじめ口座設定を済ましておくようにしましょう。
口座を設定するとカード審査があり、無事に審査に通ると上記のようなメールが届きます。
本人限定受取郵便にて受け取り(最短約1週間)
本人限定受取郵便で申し込んだ場合、最短約1週間程度でカードが手元に届きますが、受け取りの際は本人確認書類が必要となりますので、あらかじめ準備しておいてください。

ちなみに私は申込みから6日でカードが届きました。
ビックカメラSuicaカードの使い方・注意点
ビックカメラSuicaカードを実際に使う際には、以下の2点にも気をつけましょう。
申し込み後はJREポイントサイトにも必ず登録すること
ビックカメラSuicaカードはポイントが貯まると言いましたが、ポイントを貯めるにためには、カードの申し込み後にJREポイントの公式サイトで手持ちのビックカメラSuicaカードの情報を紐付ける必要があります。
ですので、実際にカードを作った後は、
- JREポイントサイトに会員登録
- Viewカード記載のJREPOINT番号の情報を登録
- Suicaカードの情報を登録
という一通りの設定を忘れず行っておきましょう。

これをやらないとJREポイントが貯まらないので、申し込み後は必ずカードの紐付け設定し忘れないよう注意です。
おサイフケータイやApple payがあれば紐付けておくこと
デメリットの部分でも書いたように、ビックカメラSuicaカードは、クレジットカードという特性上、通常のSuicaカードよりも一層盗難や紛失に気をつける必要がありますが、Apple payやおサイフケータイがあれば話は別です。
リスク回避ができるだけでなく、管理も楽になったりと利用にあたってはメリットしかないので、使える方はぜひ紐付け設定を行っておきましょう。

ちなみに私はおサイフケータイもApple payも使えないので、なくなく持ち歩いて使っています(笑)
まとめ:Suicaを使っているなら作らないと損レベル
ビックカメラSuicaカードは、実質的に無料で維持が可能でいてSuicaのチャージや定期の購入などでポイントが貯まる非常に節約効果の高いカードです。
他にもSuicaのチャージでポイントが貯まるクレジットカードはありますが、1.5%の高い還元率や、オートチャージ機能が付いたクレジットカードでビックカメラSuicaカードの右にでるカードは中々ありません。
私自身も実際に使ってみて、「もっと早くから作っておくべきだった」と正直後悔しているくらいなので、作るか迷っているという方はキャンペーンなどがある内に早めに作っておくことをオススメします。

煽り抜きで本当に持っておくと便利なカードです。
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