アメリカで毎年行われているグリーンカード抽選についてご存知ですか?
実はアメリカには「DVプログラム」と呼ばれるグリーンカード(永住権)を移民の比較的少ない国に対して発行する制度があり、毎秋にそれの抽選が行われているんです。
先日、自分も初めてこのグリーンカード抽選に応募してみたんですが、その応募方法が自分が思っていた以上に簡単だったので、今回はそれをご紹介しましょう。
グリーンカード抽選の応募条件
まず、気になる応募条件について。
応募に際しての条件は下記の通りです。
- 高卒以上の最終学歴であること
- 出生国が日本であること
……
……
以上!!
びっくりするぐらいゆるいでしょ!?(笑)
つまり、一般的な18歳以上の日本人であれば誰でも応募することができるんです。
しかも、自分でやれば申請料等は一円もかかりません。
なんてすばらしい制度なんだ…
応募手順はたったの2ステップ
応募条件も簡単ですが、応募ステップも非常に簡単です。準備さえしておけば5分で終わります。
1. 規定サイズの顔写真を用意する
出典:http://www.usa-green-card.org/head_position.gif
申請に際して唯一面倒なのが、この写真の規定。
申請する写真をJPEG形式で添付しなければならないのですが、この写真規定が結構厳しく(サイズは240キロバイト以下、顔、首、肩が全て写っている等々)、ここで挫折する人が多いんだとか。しかし、これさえ準備できさえすれば、後はすごく楽ちんなのです。
こちらのページで写真規定について詳しく解説してあるのでぜひ申請前は要チェック。少し面倒ですが、審査規定満たしていないと、抽選対象から弾かれてしまいますので、ここはきちんとやるように。
2. 申請ページにアクセスし、本人情報、現住所等を入力
写真が準備できたらこちらの申請ページに飛び、Begin Entryからエントリーフォームをクリックしましょう。
飛ぶとキャプチャ認証があるので画像と同じ文字列を入力し、Submitを押します。
すると、本人情報を入力するページに飛ぶので、ここで必要な情報を入力し、写真を添付します。
入力に際して不明な点があれば、この日本語のインストラクションガイドを参照しましょう。
全て入力し終えると、完了画面に飛ぶので、ここのConfirmation Number等を控えておきましょう。(後の当選確認に必要)
そしたらあとは祈って待つのみ!
当選の確認は翌年5月以降の当選発表時期に申請ページ内のCheck Statusから確認することが出来ます。
気になる当選率はどれくらい?
肝心の当選率ですが、去年は939万人の応募に対し、当選者が125,514人。日本人の当選者636人となっていました。
日本人の当選率は約1.3%と決して高くないですが、通常アメリカで永住権を取得するには、アメリカ人と国際結婚をするか、現地企業で働きビザをサポートしてもらうかぐらいの方法しかないので、誰にでも公平なチャンスがあるこの抽選は非常に夢がありますよね。
応募にデメリット等は一切ないので、アメリカが大好きな方や、将来移住などを考えている方などは、このグリーンカード抽選に一度応募してみてはいかがでしょうか。
私ももし当たったら移住します笑
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