海外旅行や出張でなにかと被害の多いタクシーのぼったくり。
特にタイやフィリピンなどの東南アジア諸国では大勢の日本人がタクシーでぼったくりの被害にあっています。
今回はそんな海外旅行でボッタクリ予防テクニックやコツを紹介していきます。
東南アジアなどで多いぼったくり
実は何を隠そう私もそのぼったくり被害者の一人(笑)
以前に一度、タイに行った時に被害にあったことがあります。
当時は私は、タイのタクシーの相場を全く調べずに空港に着いてすぐ、空港カウンターからタクシーを手配してもらい、そのまま市内のホテルへと移動しました。
その時にドライバーに提示された値段は確か150バーツくらい。
その時はとくに気にせず、言われたままの料金を素直に払いましたが、後々疑問に思って、現地のタイ人の友人にタクシーの相場を聞いてみた所
通常はなんとたったの50バーツ程度だとのこと。
私はは通常50バーツで乗れるタクシーに3倍の150バーツを払っていたのです…
ぼったくられない為の対策マニュアル
とまあこのように、海外、特にアジア圏で私のように注意を怠ると容易にタクシーでぼったくりの被害にあってしまいます。
そんなわけで、これ以上被害者を出さないためにも、今回はぼったくりの対策マニュアルとして具体的な対処法をまとめてみました。
事前に料金の相場を調べておく
私はこれを怠ったが故に、自分がぼったくられているのにも気づかず高額な料金を払ってしまいました。
海外でタクシーに乗る際は、必ずその土地のタクシーの相場を予め調べるようにしましょう。
たとえ以前行ったことある国だったとしても、物価が変動していることもなきにしにもあらずなので必ず行く前に一度調べておくのがベターです。
メータータクシーやUberを使う
タクシーでのぼったくりの被害の殆どは「メーター制のタクシーを使わないこと」、つまり価格交渉をするタイプのタクシーに乗ってしまったことで起きてしまいます。
料金トラブルを出来るだけ避ける為にも、メーターのタクシーやUberのタクシーなどの信頼できるタクシーを利用するようにしましょう。
「流しのタクシー=ぼったくり」ぐらいのスタンスでいるくらいがちょうどいいのかもしれません。
メーターの動きをしっかりと確認する
とはいえ、メーター制のタクシーに乗れたとしても100%安心はできません。
タクシーによってはメーターを使わなかったり、メーターが通常よりも早く動くよう改造されているに場合があります。
メーターの動き方に常目を光らせておいてください。
もしもメーターが動いていなかったり、不審な動きがあるようであれば、すぐにその場で指摘するか、タクシーから降りるようにしましょう。
タクシーが走り出す前にいくらになるか聞く
国や地域によってはメーター性のタクシーやUberのタクシーが全くない所があります。
そういった場合は、残念ながら交渉制のタクシーに乗らざるをえないのですが、その時に1つポイントがあります。乗る前にかならず
「◯◯まで行きたいんですがいくらにですか?」と聞いてください。
先に値段を聞いておくことで、支払いの際の料金トラブルをなくすことができます。
日本人だと言わない
タクシードライバーに「Japanese?」と聞かれて「Yes!」と答えるのはご法度です。
なぜなら気の弱い我々日本人はタクシードライバー達の間で格好の餌食として有名だからです。
日本人だとわかった途端、あの手この手でいろいろと仕掛けてくるドライバーも多いので「Japanese?」と聞かれても「NO!!!」と答えましょう。
ドライバーを簡単に信用しない
タクシードライバーの中には「どこから来たの?」とか「旅行は初めて?」
みたくやったらフレンドリーに話しかけてくる人がいますが、基本的にこういう人は疑ったほうが良いです。
話しながらわざと遠回りして料金を上乗せさせたり、お土産屋さんや歓楽街にそのまま連れて行かれるなど、気づいたら完全に向こうに引っかき回されてるなんてこともありえるからです。
もちろん、中には本当に親切でフレンドリーな人もいますが基本的にはそういう人は稀だという認識でいましょう。
運転手IDやナンバープレートの写真を撮る
もしも悪質なドライバーに出くわした場合、すぐにドライバーのIDやナンバープレートの写真を撮りましょう。
そうすると大抵のドライバーは会社にバレることを恐れて、慌てて正規料金を提示してくれます。
ただし、必ず車外で撮影すること。
車内での撮影はトラブルになりやすいので身の安全を確保した上で行うようにしてください。
慎重過ぎるくらいがちょうどいい
「おいおい、そこまでするのかよ」と思う方もいるかも知れませんが、見知らぬ土地での行動は慎重過ぎるくらいがベスト。
細かなことでもちゃんと実践すればそれがトラブル回避につながります。
安全な旅をするためにも、海外では常に常に気を引き締めつつ旅行を楽めるようにしましょう。
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