こんにちは、しゃもじです。
先日12月3日、世界最高のブレイクダンスバトル「Red Bull BC ONE World Final 2016」がとうとう名古屋で開催されました。
毎年場所を変え、世界中で開催しているこの大会ですが、今年は6年ぶりに日本で開催ということで、例年よりも注目を集め、チケットも即日完売したことも話題となりました。
チケットの記事はこちら
Red Bull BC ONE World Final 2016生観戦レポート
今回はそんな超すごい大会を現地、名古屋で生観戦してきましたので、そのレポートを書いていきたいと思います。
それではどうぞ!
12月3日午前10時半、東京から新幹線「こだま」で名古屋へ
この大会はブレイクダンスやっている人にとっては、本当にオリンピックと同じくらいくらい特別で神聖なもの。僕自身も大会開始一週間まえからずっとワクワクが止まりませんでした。
当日は、なるべく早く現地入りしたいと思い、新幹線を使って東京駅から新幹線で名古屋へと向かうことに。何気に新幹線に乗るのは小学生ぶりだったので、新幹線に乗ること自体にもめちゃウキウキしてました(笑)
あ、もちろん座席は窓際を取りましたよ!(笑)
午後一時過ぎ、名古屋へ到着し昼食。
今回は各駅の新幹線で行ったため、名古屋までは二時間半弱掛かりました。到着した時は既に午後一時過ぎ。とりあえずは昼食をと、駅周辺を散策。何を食べるかで結構迷ったんですが、ここはせっかく名古屋に来たということで名古屋めしの代表格「ひつまぶし」を食べることに。
で結局、駅構内にある 有名店「まるや」に行き、上ひつまぶしを食べました。うなぎがふわっふわで香ばしく、めちゃ美味しかったです。(食べるのに夢中で写真撮るの忘れました…)
公式サイトからですが、こんな感じです。
出典:こだわりのうなぎ 名古屋名物ひつまぶし、旬の魚料理|和食まるや
ちなみに僕が行ったときは、既に一時半過ぎだったのですが、それでもお店には沢山お客さんがいて入るまでに15分ほどかかったので、12時頃のピーク時は行列必須だと思います。
午後二時半過ぎ、昼食を食べ終え、会場へ
そして午後二時半、ひつまぶしを平らげた後、とりあえず会場を下見しておこうと思い、地下鉄で会場である「愛知県体育館」へと向かいました。入場は17時からとのことだったので、とりあえず下見がてら先に会場に行ってみて、その後に名古屋城散策でもしようかなーなんてのんきに思っていたんですが、会場に着いてみてびっくり。
なんとすでに会場前には長蛇の列が出来てました…
この時まだ時刻は午後3時前。が、すでに開場前には100人以上の人達が入場待ちをしていました。座席は完全予約制だったし、入場は5時からだからと余裕だろうとタカをくくっていたのですが、どうやら予約ブロック内の座席は自由とのことらしく、少しでもいい席で見ようと多くの方が入場待ちをしていたようです。
ちなみに自分が予約した(ここしか取れなかった…)席は二階のAブロック。
二階なのでステージからの距離は若干遠いものの、ブロック内が自由席なら、なるべくいい席で見たい!と、自分も急遽並ぶことを決意。名古屋城見学は諦めました(笑)
午後5時半、ようやく入場開始。一気に戦場と化す。
並び始めて二時間近く経った午後5時前には、行列は千人規模に。会場前を埋め尽くす程の人達が集まりだしました。
さらに入場時刻も近づき、入場を待つ人達の熱気もものすごいことになってました。入場アナウンスが始まる前から、全員ほぼ総立ちで会場入りを待ったり、踊っている人も居たりで、ただ待ってるだけなのにまるでお祭り騒ぎのようでしたね。
そして午後5時半、スタッフ側の最終調整があり、結局入場は30分遅れとなりましたが、いざ入場が開始となった途端、
会場は一気に戦場へ。
入場すると同時に、各々が少しでも良い席を確保しようと一目散に座席へと猛ダッシュ。
座席の奪い合い争いが始まったのです。もちろん僕もその中で負けじと入場してすぐに二階へダッシュし、お目当ての席を確保。二階のAブロック内最前列付近のかなり良い席を取ることができました。
しかし、まだ戦いは終わりません。席を確保した後は限定グッズの購入合戦が勃発。販売ブース付近では、グッズ目当ての大行列ができていました。また行列に並ぶのにはかなり抵抗がありましたが、自分もこの限定グッズはめちゃくちゃ欲しかったので、しかたなく並び、40分かけてお目当てのキャップとTシャツを購入。
そして無料で配られているBC ONE仕様のRed Bullを貰い、確保した席に戻って一息いれました。この時で、入場からまだ約一時間しか経っていなかったのですが、既に疲労感が凄かったです。
午後7時半、とうとうRed Bull BC ONE World Final 2016が開演!!
そして午後7時半、待ちに待った「Red Bull BC World Final」がとうとう開幕!!
ジャッジ、出場者達が入場すると、会場のボルテージはものすごいことになりました。
今年は、出場者の一人だった「Lil Zoo」が病気で欠場し、急遽代理で日本人ダンサー「Nori」が出場することになったりと、大会が始まる前から波乱が巻き起こってましたが、バトルでもやはり波乱の連続でしたね。
第二回戦、優勝最有力候補だったTaisukeがHong10に敗れる
Hong 10 VS Taisuke | Quarterfinals | Red Bull BC One World Final 2016
今大会が最後の出場になると公言していた、優勝最有力候補の「Taisuke」がまさかの第二回戦で、同じ「Red Bull BC ONE All Stars」メンバーである韓国の「Hong10」に2-3で敗れました。
Hong10が全ラウンド長めのムーブで攻めていたのに対し、Taisukeのムーブが全ラウンドでかなりショート気味だった為、もしかしたら負けるんじゃないかと見ていて思っていましたが、そのまさかで本当に負けてしまうことに。誰もがTaisukeの優勝を望んでいただけに、この結果は衝撃的でしたね。
決勝、ISSEIがHong10を下し、日本人初の世界チャンピオンへ
FINAL BATTLE: Issei VS Hong 10 | Red Bull BC One World Final 2016
そして一番の波乱は、決勝「Hong10 vs ISSEI」
Taisukeを下し、大会3度目の優勝に大手がかかっていたHong10を見事ISSEIが下し、なんと
日本人初&大会最年少で世界チャンピオンに輝くという、前人未到の偉業を成し遂げました。
ISSEIは準決勝で去年の覇者Victorを下し、勢いがかなりあったものの、決勝ではスタミナ切れでバテていた印象があり、対するHong10の調子もかなりよかった為、Taisuke同様に負けてしまうのでないかと不安でしたが、それを覆し3-2でHong10に勝利。
ホームである日本でのISSEIの優勝は、まさに、日本のブレイクダンスの歴史瞬間で、全員がスタンディングオベーションでISSEIの勝利を祝福していました。
個人的ベストバトルはCheerito vs Bruce almighty
Cheerito VS Bruce Almighty | Round Of 16 | Red Bull BC One World Final 2016
僕個人的には、第一回戦3試合目の「Cheerito vs Bruce Almighty」がおもしろかったです。出場者の中でも特に個性が光るこの二人のバトルは、見ていてすごく楽しかったですね。
見逃した方は公式サイトからFull動画を公式サイトでチェック
今年は6年ぶりとなる日本開催、さらに日本人の初優勝という歴史的な大会となりましたが、こんなものすごい大会を、今回は生で見ることができてホントに感無量です。僕自身、ブレイクダンスを始めた高校生の頃から毎年生放送を見ていましたし、ましてや生観戦することは長年の夢だったので、その夢が叶って幸せでした。
そしてなによりも、ホームの日本で、初優勝を飾ってくれたISSEIを心から祝福します!!
優勝、本当におめでとうございます!!
ちなみに今大会は公式サイトからFullで視聴することができますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください! 日本語実況解説もあります。
以上、「Red Bull BC ONE World Final 2016生観戦リポート」でした。
それではまた!
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